変化の激しい時代は、「人は会社に就職するのではなく、業界やコミュニティーや街に就職するようになる」。このことをIT事業で実感しました。
前職の大阪市では、その経験を踏まえ、街全体を一つの職場にする運動「HackOsaka」を展開しました。退職後も、「肩書、組織、年代、性別、国籍などを越えた共創都市を創ること」をライフワークと定め、この運動を民間で継続するためにHuman Hub Japanを設立しました。私は、この共創都市を大阪、関西に創りたいと念っています。
そして、この関西から「ジャパン・バリュー」を発信して行きたいと思っています。
日本こそ「肩書、組織、年代、性別、国籍」を越える「平等精神」を有した歴史、文化を持っており、イノベーションに適したマインドセットを有しているからです。
そのためにHuman Hub Japanは、「繋ぐ」ことをミッションにします。
インターネットが我々に教えてくれたように、人と人、知識と知識、信頼の和を繋げることで、生産性は飛躍的に拡大しました。私たちは、その人々を繋げるハブ – Human Hub-となる事を決意しました。
皆様とのワクワクしたネットワーク造りに努力して参りますので、ご指導よろしくお願い致します。
プロフィール
大阪市が、グランドフロント内に設置した「大阪イノベーションハブ」の推進担当として公募で選出され、大阪市のイノベーション行政の全般に携わる。 民間時代は、海外のITベンチャー企業をはじめ多くの企業と提携を行い、新規事業の立ち上げや企業経営を行う。また、組織横断型、問題解決型プロジェクトを企画・運営した経験を持つ。 自らの経験から、「変化の激しい時代は、人は会社に就職するのではなく、産業や街に就職するようになる」とし、「街全体を一つの職場にする運動」:「HackOsaka運動」を大阪市時代に提唱し、肩書、組織、国籍を超えた共創環境造りをテーマにして今も活動中。 元:大阪市経済戦略局理事、一般社団法人 日本スタートアップ支援協会、ベンチャー企業等の顧問を務める。Forbes(Japan)の「88人のローカルイノベータ」(2017年)の一人に選出された。中小企業診断士。
【Hack Osaka 運動とは】